病弱なむじな庵 病院を転々と

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    むじな庵、もう長くはないと思う。

     

    昨日は歯医者に行って歯肉炎を見てもらった。

    医者が歯茎を押すと一本の歯の歯ぐきから血がにじみ出て来た。

    (らしい。むじな庵にはその血を見ることができていない)

     

    他の歯は一年前と状態が変わっていないという。

    どうやら歯間ブラシで突いて歯ぐきの表面を傷つけ、それが膿んだのだろう。思い当たるのだ。

    クスリを付けてもらったらすっかり治ってしまった。

    軟弱なむじな庵である。

     

    今日は午前中は近くの医院皮膚科で、掌蹠膿疱症を見てもらい、

    内科胃がんを診てもらった。

    全然大丈夫だというのだが信用がおけない。

    食欲が無いし、胃に違和感があるのだから何とかしてくれ」と泣きついたら、

    「じゃあ胃カメラを撮ってやるからそれでいいだろう」とあきれ顔で言われてしまった。

    むじな庵、胃カメラなど飲みたくないのだが、泣きついた手前断ることもできず予約をして帰ってきた。

    午後からは隣町の大病院へ行って前立腺がんを診てもらった。

    還暦過ぎであろう医者にむじな庵の大事なものをつかんだりもんだり、後ろの穴に指を突っ込んだりして遊ばれてしまった。

    もう、むじな庵はお嫁にいけない体になってしまった。

     

    それなのに、前立腺がんの可能性はうすい、という。

    冗談じゃない。これだけ遊んでおいてそれは無いだろうと食い下がったら、

    それじゃあちゃんと検査しよう」とあきれた顔で言われてしまった。

     

    というわけで、昨日から今日にかけて4つの医者にかかったむじな庵なのでありました。


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