トロッコ公園ときのこ

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    トロッコ公園は、我がむじな町の人気スポットです。
    とても人気があるので、あまり人が寄り付かない。ほれ、このとおり、誰もいません。
    とても良いところなので、あまり人に知られたくないのです。

    実は、みなさんは知らないだろうけど、このトロッコは夜になると空を飛ぶんです。見知らぬ銀河の果てまで時間をワープして飛んで行くんです。
    もちろんそこには鉄郎とメーテルが乗っています。
    停車する星ゞで、ロマン溢れるドラマがあるのです。

    そのトロッコのレールは、すぐに見えなくなります。
    だって宇宙を旅するトロッコだもの、地上のレールは、出発するときと到着するときだけしか使わないんですから。
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    その途切れたレールの指し示す方向へ歩いていくと、快い秋の散歩道が続いています。
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    それをむじな庵はテラの小道と読んでいます。
    テラの小道の周りの林の中には木の実や花が、季節ごとにいろいろ咲いています。
    今頃はキノコがたくさん出ています。
    いろいろなキノコがそれぞれ面白い形で湧き出ています。
    これはなんという種類でしょうねえ?
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    これなんか、何となくシャレコウベ(髑髏)みたいに見えますね。
    これきっと、大山昇太(オオヤマノボッタ:純情青少年の代表)が住んでいたアパートの大家さんのですね。
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    こんな可愛いのもあります。
    可愛いけど、きっと食べてはいけないキノコなんでしょうね。
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    これなんかひっそりと木陰に隠れていますけど、金色に輝いて、とっても綺麗です。
    でも食べない方がいいですよ。

    まだまだいっぱいあるけど、わからないから食べないでくださいね。

    こうしてトロッコ公園は、今日も元気なのです。

    原発賠償 東電の意図

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      今日は、民生委員の方と一緒に仮設住宅を回って、町のボランティア委員会が、被災者の方々と一緒に楽しむ文化活動への勧誘に周りました。
      むじな町に来ている方々は福島県の方が多く、原発事故被害者の方が多いのです。
      そこで当然のように、今回の東電による賠償受付の話題になります。
      この4匹のワンちゃんもその被害者です。もちろん犬を連れている女性の方もそうです。

      もう、被害から半年が経ち、落ち着いてむじな町生活を楽しんでいらっしゃいますが、今回の東電の書類や賠償基準には怒りがあるようです。
      下手をすれば、家族同然の4匹のワンちゃんたちを放射の中に置き去りにしなければならなかったかもしれないのです。
      いえ、今回の東電の賠償基準からは、「犬は連れ手でないでください」と言われたような気にさせられたようです。
      家族同様の犬を捨てて逃げろ、というのですか?そんなことできっこないでしょ」と、訴えています。

      むじな庵、読んでないからわからないけど!

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      新聞で読むのと、実際に当事者から話を聞くのとではずいぶんと迫力が違うものですね。同情心がとても強く湧いてきます。

      今回、福島の仮設住居へ入るので、むじな街を出ていく方がいます。それを聞くと、皆さんとても羨ましそうな顔をします。

      実際に当事者で無い者には、その感情は深くは解り用がないのでしょうね。
      事故はまだまだ終わっていないようです。

      池袋 新宿 へ電車で出た

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        池袋へ行きました。訪問先の会社へ向かって歩いていると、こんな愛らしい人に出会いました。
        いえ、すれ違っただけで、話したわけでもなんでも有りません。勝手に「可愛いなあ!」と思っただけです。
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        で、鼻の下を伸ばして歩いていたら、消防自動車がけたたましいサイレンを鳴らして通り過ぎていきました。
        ずいぶんと騒がしく通っていったので、ずいぶん大きな火事に違いないと思ったのに、これ一台だけでした。
        なんだったのでしょうね。
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        新宿へも行きました。
        凄い人ですね。ちょうど帰宅時間でもあったのですが、ひとひと人です。
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        そのあふれ出てくる人々、ひとりひとりに、いろんな悩みや苦しみ、そして喜びがあるんだろうなあ!

        池袋も新宿も、むじな庵のような田舎の獣には馴染みませんね。
        すごすごとむじな村へ帰ってきて、綺麗な空気を胸いっぱいに吸い込み、幸せな気分に浸るのでした。

        栗拾い、芋堀り

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          ですね。
          むじな庵の大庭園にもやっぱり秋は来たのです。
          むじなの兄弟たちが栗拾いをしています。
          でも今年の栗は出来が良くない。
          一生懸命探してもあまり落ちていない。結局バケツに半分位しか拾えませんでした。
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          で、今度はを掘りました。
          この芋は、形も良かったし、大きさも手頃だったけれど、数が少ない。一本の弦に1〜2本しかなっていない。
          でも、むじな庵が肩をこわしながら作った畑で、完全無農薬化学肥料ゼロの畑で育ったものだ。これだけ育てば上出来だ。
          と思うことにしよう。

          秋は、実りと共に、紅葉と落葉を伴ってくる。自然の豊かさを最も感じることができる季節だ。
          心をいっぱいにして楽しむことにしよう。

          テーブル猫

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            今日は忙しかったな。
            葬儀で失われた時間を取り戻さなければならない。
            それこそタイムマシンが欲しいものだ。

            猫は幸せだな。
            世の中で何があろうと、の〜んびりだ。
            テーブルの上でだら〜っとしている。
            こんなふうに過ごせたら幸せだなあ。

            人間は不幸になるために、一生懸命利口になろうとしている。
            その努力の御陰でどんどん不幸になっているような気がする。
            皆さん、猫に人生を教わろうではありませんか。


            タイムトラベル・・・可能に!

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              今朝の新聞の一面に「光より早いニュートリノ・・・」の記事が踊っていた。
              アインスタインの相対性理論では光より早いものは無いはずだった。光は時間の速度でもあるので、光より早いということは、過去へ進むことができるということになる。
              原因よりも結果の方が先になる可能性もある。
              要するに時間を遡ることになるわけだ。

              SF漫画のタイムマシンが理論上可能になるかもしれないのだ。タイムトラベルができたらどの時代へ行こう?
              初恋の彼女に合いに行きたいな。(馬鹿だね、男っていうものは)

              とにかくこれが本当だとしたら、これまでの物理学の根幹が揺らぐことになる。
              面白いな!科学って。

              台風15号め

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                見てください。むじな庵の美しい花壇がこんなになってしまいました。
                台風15号のやつが、むじな庵がこの街へ住むことになった30年前に、町民全てに配った記念樹のムクゲを倒してしまったのです。

                むじな庵がこの街へ来たことによって、それまでは“”だったのを“”にしたのです。そのときに町制施行し、むじな町と名前を変えたのです。
                そんな大切な記念樹を・・・台風15号め
                この木は、鎌倉八幡宮の大銀杏より大切な木だったのに。

                そしてこの木と一緒に岳父の命の灯を消したのだ!
                台風15号め!
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                ここでは足長蜂の巣が落ちて・・・!
                かわいそうに、蜂たちの命まで・・・。
                台風15号め!

                彼岸の葬儀

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                  今日は彼岸の中日だ。
                  墓参りの善男善女が訪れ、お寺には忙しい日だろう。
                  そんな日に岳父の葬儀が重なってしまったが、菩提寺の住職は快く葬儀を受け入れてくれた。善哉
                  式場に読経が流れ、木魚の快い音がする。
                  岳父はきっと良い旅立ちをしたことだろう。


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                  斎場へ送り出された遺体は、焼かれ、骨になり、親族らの二人箸により、骨壷へ納められる。
                  その焼かれている一時間余の間、待機所で親族らの四方山の会話が弾む。天寿全うの葬儀ゆえ暗さは無い。
                  こういうからりとした葬儀は良い。ジメジメと泣かねばならぬような葬儀には不幸の影が纏う。

                  むじな庵はこんな不幸の影の無い葬儀が好きだ。
                  たしかに子供たちに募る思いも有り、哀しい気持ちもあるだろうが、仕方の無いものと受け入れられる旅立ちなのだ。
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                  岳父の遺骨は自宅へ戻り、49日の納骨まで、ここでゆったりとこれまでの人生を噛み締めることになる。
                  大正、昭和、平成と生きた魂は、その激動の90年をどのように思い起こすことになるのだろうか?

                  ただ安らかに安らかにと願うばかりだ。

                  おくり人 旅立ちへの装い

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                    闘病の苦しい毎日から解放されて、岳父の顔はことのほか穏やかだった。生前の楽しかった日々を思わせるかのような優しく明るい顔をしていた。しかし、疲れが滲んでもいた。

                    二人の若いおくりびと(納棺師)がやって来て、その岳父の顔に化粧を施し、白いたびだち衣装に着せ替えてくれた。

                    岳父はさっぱりした表情になり、思い残すことが何もないかのように顔から疲れが消え、旅への覚悟を見せた。

                    通夜は、天寿全うの岳父を讃え、明るい雰囲気で行われた。
                    きっと、元気な旅になることだろう。

                    冥福を祈るということ

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                      苦しんでいた岳父が亡くなった。
                      闘病”では無い。最後の半年はただ苦しむだけの入院生活だった。
                      享年92。
                      十分に生きたと思う。
                      伴侶(義母)を失ってからの岳父は、ほとんど楽しみがなかったのではないか、と思う。
                      義母の死後、岳父はほとんど認知症状態になり、いつも人を疑っていた。それほど悲しいことは無い。
                      怪我をしたのがきっかけで入院し、3年半。日毎に弱くなっていった。
                      一年前くらいまでは持っていくお万十や水菓子を美味しそうに食べていたのだが、最近はそれもできなくなり、むじな庵やワイフが顔を出すのだけが楽しみになっていた。
                      横浜へ嫁いだ娘が月1〜2度やってくるのはことのほか嬉しかったようだ。
                      しかし、この一年は・・・。

                      そうして、今日、永遠の目を瞑った。
                      安らかな眠りを祈るばかりだ。

                      むじな庵へのコメントは
                      k.ida@artforce21.com
                      へお願い致します。

                      彼岸の入り

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                        秋の彼岸に入りましたね。
                        30度を超すような暑い日があるとしても、秋は来ているんですね。昨日は彼岸の入り、お墓を洗い、花を挿し、ご先祖さまのご機嫌を取りました。(仏壇に上げる花をたくさん買ってきたので、お墓にもお裾わけしたのです。でも、それだけじゃ少ないので、花壇のダリヤが綺麗に咲いているので、プラスして。ご先祖様、ついででごめんなさい!)
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                        病院ではおじいちゃんが苦しんでいた。92歳という高齢と、肺炎から来た心不全で、声をかけても返事をすることもままならないほど呼吸が荒くなっていました。
                        優しい娘に手を取られても、強く握り返すこともできません

                        もう、すっかり小さくなってしまった身体は骨と皮ばかりですが、を取ってみるととても暖かくて柔らかいのですよ。いつもはしっかり握り返してくる手が、今日は・・・。
                        寝台脇の台の上で、入院して間もないころに撮った、ワイフと一緒のおじいちゃんの顔はまあるく笑っているのに

                        時が流れ、人は確実に老い、そして泉下へと向かっていくのだが!
                        彼岸”。こちらの岸からあちらの岸へ渡るのは、これほどにも苦しいものなのだろうか?

                        秩父街散歩 楽しい日常

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                          秩父の街散歩を続けます。
                          展覧会中は、夜になるとへとへとに疲れるので、どうも根気が続かない。それに一杯やってしまうのですぐに眠くなるのだ。
                          提灯屋.JPG
                          これは、左が武甲酒造の並びにある提灯屋さん。で、右が提灯屋さんの経営らしい人形屋さん。こんな老舗の店があちこちにあります。
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                          街の中のあちこちこうしたモニュメントのような置物がある。この写真ではよくわからないけど、どうやら秩父夜祭のときに出る山車のブロンズ製の置物のようだ。
                          もっと良く見てくれば良かった。あちこちにあるので、それぞれどんな形をしているのか?も確認するべきだったな、失敗
                          運動会.JPG
                          街道から少し入って行くとすぐにこんな光景があった。
                          実って穂を垂れる田には雀よけのネットが一面に張られていて、少し風情は損なわれるが、小さな耕地で作る米は、貴重なのだろう。雀やイナゴにやる分はないのだろうな。
                          そんな田の道に子供たちがわらわらと現れた。みんなリュックをしょっている。休みなので遠足かな?と思ったら、どうやら小学校の運動会があるらしい。元気な子供たちの楽しそうな声が聞こえる。
                          浦崎式部.JPG
                          そんな田舎道の外れにある民家の生垣に紫式部がきれいに咲いていた。

                          知らない街の朝の散歩は、いろいろな珍しいモノを見せてくれる。時には感動を与えてくれる。人間が生きている日常が、ただ生きるということでは無く、美しいものを愛でながら、気持ち良く生きていこうとする努力が見られる。
                          花壇に水撒きをするステテコ姿のお祖父さんの姿などがあり、「おはようございます」と声をかけてみる。「おはようございます」と気持ち良い声が返ってくる。
                          今日も一日良い気分だ。

                          松本零士の世界展 in 秩父終了

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                            秩父、矢尾百貨店での「松本零士の世界展」は、昨日終了しました。
                            人口の少ない山合の街なのでどうなることかと思っていたのですが、平日はともかく最後の3連休はたくさんの来場者が有り、皆さん楽しくご覧になってくださいました。
                            また、百貨店の方々がとても気さくで親切でしたね。
                            何よりも驚いたのは、どんな田舎町にも、熱烈な松本零士ファンの方がたくさんいらっしゃるということ。皆さん感激しながら観ていました。
                            今回初出品した、この右側の作品「銀河鉄道999-999」は大人気でした。
                            松本零士先生の緻密な計算された画力が遺憾無く発揮されていて、来場者の皆様を唸らせていました。アニメのイラストと言うレベルでは無く、優れたスーパーリアリズムの画家の作品を思わせるものでしたね。大きくて高いので売れなかったけど。

                            秩父良いとこ

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                              秩父ふるさと館
                              秩父の町にはこんな古い建物が数多く点在している。密集しているわけではない。しかし、街並みの中に、こんな古い木造の家があると何となくホッとさせられる。
                              これは「秩父ふるさと館」。街道沿いに有り、昔は宿屋だったんだろうなあ、と思わせる作りだ。
                              詳細は秩父ふるさと館をクリックしてください
                              映画館.JPG
                              そのすぐそばにこんな映画館がある。昭和初期の、ちょっとお洒落な映画館だ。でも今は、なんだか時代遅れの・・・という雰囲気。
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                              あちこちで目に付くのは、こうした土蔵風の建物
                              これは」「秩父夜祭に使われる「山車」を保管してある倉庫。
                              町のあちこちに有り、目を楽しませてくれる。

                              でも、この辺で一番見どころは秩父神社かな。
                              それは、もう眠いので明日ご紹介。

                              武甲酒造

                              0
                                店.JPG 
                                秩父駅から徒歩7〜8分の、駅前通りから一本入った通りに面して武甲酒造はある。江戸時代の作り酒屋風の建物があるからすぐに目に付く。
                                詳細は武甲酒造をクリックしていただくことにして、その店の脇道へ入る。事務所.JPG
                                とすぐにこんな古い建物が有り、事務所がある。なんの変哲も無い昔の建物だ。いいですね、手入れの行き届いた木造の古い建物は。
                                壁は出し入れ.JPG
                                すぐ左手には蔵があり、その蔵の道路に面した壁が木の板で出来ているのだが、どうやら、ここは製品の出し入れ口になっているようなのだ。上の写真に、横に渡された数本の角棒があるが、これがになっていて、これを外すと蔵が開き、トラックに商品を積み出すことができるという寸法だ。

                                という訳で、開店前の、散歩しながら見ることが出来るのはこの程度ですかな。 はい。

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